ゴー8739 Goo 8739

登場作品:『2010』 関連項目:ジャンキオン
概要

「惑星ゴー8739」は、宇宙のゴミ捨て場と呼ばれる帯状の天体である。帯部分がネバネバの粘着物質となっており、宇宙を漂流するゴミやガラクタを捕獲、ゴミ処理車で回収・分解する。粘着物質が冷えて固まるのを防ぐため、帯部分は高温に保たれており、帯の端部には球形のステーションがある。地球暦2010年には惑星クインテッサの爆発から逃れたロディマスコンボイ達が、宇宙を漂流した挙句、この惑星に着陸している。この時、惑星ゴー8739は、惑星クインテッサから約20万キロと非常に近い距離にあった。どうやら、この惑星はジャンキオン一族が宇宙のガラクタ回収を目的として造った、人工天体のようだ。基本的に無人の惑星だが、定期的にジャンキオンが訪れ、管理されていると思われる。ステーションには(惑星ジャンキオンなどへの)通信用の設備が備えられており、ロディマス達はレックガーと連絡を取ることができたため、危機を免れた。「8739」の数字が何を意味するのかは不明だが、事によると惑星ゴーは宇宙中に無数と存在するのかもしれない。ガルバトロンのSFガンで完全に破壊されたが、その後も惑星ゴー8739は建造(もしくは他で代用)され、デスクリスタル砲の直撃を受けたサイバトロンのシャトルが墜落したりしている。

ゴミ処理車 Garbage Processing Vehicle
惑星ゴーの帯部分を浮遊・巡回する無人のゴミ処理車。ゴミ収集車とも呼ばれた。車体下部にある吸入口から粘着物質にくっついたガラクタ(だけ)を回収し、内部で分解処理する。堅牢な装甲を持ち、サイバトロンの一斉射撃でも破壊することはできなかった。また、車体右前部や上部(画像でグレーの部分)などにTFのセンサーを麻痺させる光線照射装置を装備する。惑星ゴー8739に着陸したロディマスコンボイ達をゴミと誤認し、スプラングがバラバラに解体されてしまった。その後、ロディマスコンボイが粘着物質で吸入口を詰まらせたため、機能を停止している。ジャンキオン・ロケットにサイバトロン達と共に回収され、レックガーによって修理を受けたことにより、内部のスプラングも生還している(分解工程を逆転させたのだろうか?)。


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