※ここでは、管理人が本作品を観てちょっと気になったことをメモしています。
■ジャズ Jazz
G1のジャズは「副官」です。実写映画でも、原語ではオプティマスに
“My first lieutenant.(私の副官)”と紹介されていますが、日本語版の吹き替えと
字幕では「将校」「将軍」(←これも統一されてないし…)となっていました。
■メガトロン Megatron
G1の日本版アニメのメガトロンの一人称は基本的に「ワシ」で、尊大な態度の時は
「余」でした。また、彼の武器は「フュージョンキャノン」といいます。
本作では、TFシリーズの名ゼリフがいくつか登場しており、旧来のファンが
楽しめるものとなっています。以下ではそれらについて紹介します。
■「モア・ザン・ミーツ・ジ・アイ」 “More than meets the eye.”
「トランスフォーマー」のキャッチフレーズの一つ。
吹き替えでは「見た目より凄い」、字幕では「目に見えない魅力」となっていました。
重要な言葉なので、個人的には統一してほしかったです。
ラストでもオプティマスが“like us, there's more to them than meets the
eye.”
と言っています(微妙に違います)。このセリフは、
吹き替えと字幕では「我らと同じように、目に見える以上の力を持っている」でした。
■「自由はすべての生き物が持つ権利だ」
“Freedom is the right of all sentient beings.”
オプティマスの有名なモットー。劇中で言ったのは本作が初めてと思われます。
■「オートボット、ロールアウト!」 “Autobots, roll out!”
「オートボット、トランスフォーム!」と並ぶオプティマスの名ゼリフ。
■「どちらかが倒れ、どちらかが残る」 “One shall stand, one shall fall.”
アニメの『ザ・ムービー』で、オプティマスがメガトロンとの最終決戦の際に言ったセリフ。
実写映画の吹き替え版では「どちらかが倒れ、どちらかが残る」、
字幕では「どちらかが勝ち、どちらかが倒れる」でした。なお、実写映画では
このセリフの前に「戦いの果てに…」というセリフが入っています。
■「ディセプティコン、アターック!」 “Decepticons, attack!”
メガトロンをはじめとするディセプティコン達が総攻撃する際の、有名な掛け声。
吹き替えでは“アタック”が「攻撃せよ!」、字幕では「攻撃!」でした…。
「アタック」だから特別なセリフっぽいのに…。「攻撃」だと普通すぎです(汗)
■吹き替え版と字幕版
ミカエラの名前が、吹き替え版では「ミケーラ」となっています。
最低限、“名前くらいは”統一してほしいものです。
その他重要なセリフや用語、キャラの一人称などは統一してほしいですね。
■トランスフォーム Transform
「トランスフォーム」の意味ですが、個人的には“変身”ではなく「変形」の方が、
機械的なTFのイメージにマッチしていると思います。“変身”はちょっとダサいです。
■自律的ロボット組織体 autonomous robotic organisms
原語では“autonomous robotic organisms(自律的ロボット組織体)”と言っている
ところを、吹き替えと字幕では、“金属生命体”という言葉が使われました。
個人的に機械生命体ならともかく、金属生命体という呼称には違和感を感じます。
TFの構成要素には、金属以外の素材も含まれてると思うんですけど…。
■スパーク Spark
「スパーク」という名称が、日本語版ではなぜか使用されていません。
オプティマスが「この戦いを終わらせる方法はただ一つしかない…
オールスパークを破壊することだ」と言って胸部のパネルを開くシーンで、
原語では“the spark”という言葉がちゃんと登場しています。 |
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