惑星の周囲を薄雲状の物質が覆う「ネビュロン星」は、緑色の肌を持つヒューマノイド種族「ネビュロン人」の故郷である。地球人が生存可能の環境を有する原始的な惑星であり、紫色の空が特徴的。地底からネビュロン星を支配するハイブと、ゴーター率いる反乱軍との戦いが繰り広げられている。地上で暮らすネビュロン人の多くは村を形成し、農業などで生計を立てているが、地下で暮らすハイブは機械を操り、高度なテクノロジーを有している。地球暦2010年頃、プラズマエネルギー貯蔵庫のキーを持ったサイバトロンのシャトルが墜落し、それを追ってきたデストロンと戦闘になった。その戦いの中で「ヘッドマスター」「ターゲットマスター」が誕生した。
■ハイブ Hive
ネビュロン星の姿なき支配階級。ハイブは10人のボスと、それを束ねるリーダーのスコルポノックを中心に構成されており、彼らは地底深くの巨大な機械都市から、地上を監視・支配している。強力なメンタル・パワーを身に付けており、マシーンを思いのままに操るが、その代償に体力が弱り、思うように動くこともできない。そのため、多くのハイブは機能不全を起こした身体の一部(もしくは全て)を機械のパーツに取り替えているようだ。また、このロボット・ボディは地球暦2005年に滅亡したリソーン人のボディと形状が酷似しており、何らかの繋がりがあるものと思われる(惑星リソーン製のボディだろうか?)。
■マシーン Machine
ハイブがメンタル・パワーで動かす大型機械群。身体機能の衰えているハイブに代わって地上を直接支配する存在であり、マシーンこそが、ハイブの目であり耳、そして権力を振るう拳と言える。ネビュロン星に漂着したサイバトロン達は、反乱軍にハイブのマシーンと誤解され、磁気爆弾で破壊されそうになった。 |