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 TF種族とシンボルマーク

 ※TFシリーズには、様々な「トランスフォーマー種族」と、それを象徴する
  「シンボルマーク」が存在します。ここではそれら種族とマークについて紹介します。

トランスフォーマー種族

サイバトロン Cybertron
サイバトロンマーク Cybertron Mark
人間などの異種族とも友好的に接する、穏和で平和的なTF種族。G1シリーズでのサイバトロンは、かつてクインテッサ星人が製造した「民間用ロボット」であり、彼らは奴隷として扱われていました。その開発経緯からか、サイバトロンにはデストロンとは異なり、「ウーマン・サイバトロン」と呼ばれる女性タイプのロボットが存在。種族の名前は、「コンピュータネットワークに関する」という意味の“サイバー(cyber)”が語源のようです。彼らとデストロンは、人間と比べてかなり大きなボディを持つのが特徴で、プロトフォームTFなどと区別し、「G1(第1世代)TF」と呼んだりすることもあります。このサイバトロンマークは、G1のストリークの頭部がモチーフらしく、色は赤が基調。TF達のマークは、彼らの身体や装備・設備、宇宙船などに描かれていました。

エンシェント・サイバトロン Ancient Cybertron
エンシェント・サイバトロンマーク Ancient Cybertron Mark
G1で、サイバトロンの祖先である民間用ロボットが付けていたマーク。サイバトロンマークの初期バージョンらしく、上部のパーツなどに共通点が見られ、色も同様に赤となっています。『2010』第4話で、マトリクスの中を旅するロディマスコンボイが遭遇した古代のサイバトロンリーダーの額に、このマークは描かれていました。ちなみに、約1100万年前の時点では既に通常のサイバトロンマークとなっていたため、この古代のマークが使われていたのは、その時点からさらに数百万年昔のようです。

デストロン Destron
デストロンマーク Destron Mark
TFの中でも特に破壊的・好戦的な性質を有する種族。その名前は、「破壊する」という意味の“デストロイ(destroy)”が語源のようです。G1シリーズでは、元々クインテッサ星人によって「軍事用ロボット」として開発されたという経緯を持ち、そのことから、サイバトロンとは違い、標準的にロボットモードでの飛行能力が備えられていました。デストロンのマークは、G1のサウンドウェーブの頭部を象った物らしく、色は紫を基調としています。なお、デストロンやサイバトロンなどのマークは、種族だけでなく、軍組織のマークなどとしても使用されていました。

シンボルマークの歴史的変遷
G1シリーズでは、本来サイバトロンとデストロンのシンボルマークは、クインテッサ星人が奴隷ロボットを識別するために付けた、“奴隷の印”でした。もちろん、それはロボット達にとって忌まわしい物であり、“屈辱の象徴”でしたが、約1100万年前、ロボット達が反乱を起こしクインテッサ星人をセイバートロン星から追放したことで、彼らのマークは“自由のシンボル”へと変化したと言われています。そのため、それらのマークはその後も、種族や軍団を象徴する物として、長きに亘り使われ続けたようです。

ジャンキオン Junkion
ゴミ捨て場惑星に棲むTF種族。星を「惑星ジャンキオン」、種族を「ジャンキオン一族」と呼んで区別したりします。汚い場所とTVが大好きで、独特の言葉遣いが特徴的。また高い修理技術を持ち、自らの身体が破損しても即座に修復し復活可能。元々はセイバートロニアンで、移住したガラクタ惑星で独自の進化を遂げた種族とも考えられます(比較的平和を好む種族なので、元サイバトロン?)。なお、彼らは独自のシンボルマークを“持っておらず”、ボディなどにもマークは付けられていません。“当然”ですが、必ずしも種族や集団がマークを有しているわけではないのです(マークを持つ必要性のない集団なども存在)。

マキシマル Maximal
マキシマルマーク Maximal Mark
地球暦2010年~2300年の間頃に誕生した新世代のTF。原初形態・プロトフォームに有機生命体のDNAデータが取り込まれることで誕生するため、「プロトフォームTF」と呼ばれます。人間と同サイズの小型ボディ(身長は180センチ前後と思われます)と、有機生命体に変形可能なのが大きな特徴で、ロボットモードへの変形などには、「マキシマイズ(“極限化”の意)」の起動コードを使用。マキシマル・マークはコウモリの頭部がモチーフで、色はサイバトロン・マークと同じく赤が基調となっています。なお、『BWⅡ』や『BWN』では、マークの“耳穴”が省略されていることが多かったですが(画像右)、正式には画像左が正しいようです。

プレダコン Predacon
プレダコンマーク Predacon Mark
マキシマルと同じプロトフォームTF。混沌とした性質を持ち、単一の権威を信頼しないため、複数の集団や組織を形成している点が本種族の特徴です。ロボットモードへの変形などには「テラライズ(“脅かす”の意)」の起動コードを使用。プレダコン・マークはハチを象っており、色は黄色で、『BW』のブラックアラクニアの首元や、スコルポノックの腹部のパーツなどに描かれていました。

ユニクロンの使者 Herald of Unicron
ユニクロンマーク Unicron Mark
ユニクロンが生み出した彼の配下の者達を「ユニクロンの使者」と呼びます。それは、サイクロナスやスウィープス達、秘密組織「ユニクロンズ・スポーン」のメンバーであるトリプルダクス・カウンシルやタランチュラス、そしてブレントロンやダブルフェイスなどの、総称のようです。このユニクロンのマークは、それらユニクロン勢力全体を象徴する物と言えます。「ユニクロンの首」を象った物らしいこのマークは、悪魔的な角が特徴で、色は青。『BWN』で、ブレントロンのラートラータの毒針を分析し、出現しました。なお、ユニクロン自身はマークを、ボディなどに付けることはありません(彼にとってそれは、“無意味”だからと思われます)。ユニクロンがこのようなマークを自らの創造物に付けたのは、洒落なのか、それともセイバートロン星のTF達に対する皮肉なのでしょうか…?

テクノオーガニック・マキシマル Techno-Organic Maximal
テクノオーガニック・マキシマルマーク Techno-Organic Maximal Mark
機械(無機)と生体(有機)が極限まで融合した、「テクノオーガニックTF」となったマキシマル。その変形には精神の鍛錬が必要であり、起動コードもサイバトロンなどと同じ「トランスフォーム」に変化しています。また、マキシマル・マークもテクノオーガニック化に伴い変化。コウモリがモチーフなのは同様のようですが、有機要素が減少し、マーク自体もテクノオーガニック的な物になっています。色もダークグレーが基調となり、ラットラップのロボットモード時のホイールや肩などに描かれていました。

ヴィーコン Vehicon
ヴィーコンマーク Vehicon Mark
プレダコン・メガトロンが率いる純粋機械軍団。有機物やスパークすら持たない、純粋機械の種族と言えます。基本的にはスパークを持たないロボット(ドローン)で構成されていますが、メガトロンと指揮官の「ジェネラル」数名のみ、諸々の事情から、スパークを有していました。なお、彼らのボディはG1TF同様、TF自身によって工場などで製造されるため、自由に設計が可能であり、タンカーなどのようにプロトフォームTFよりも大きなボディを持つ者も多く存在しました。ヴィーコンのマークは、TFのマークとしては珍しく、単色ではなく、中央部分がライトグレーで、上左右と下の部分が水色となっているのが特徴です。

マイクロン Micron
マイクロンマーク Micron Mark
平和を愛する小型TF種族。大きさは人間の子供と同じくらい(身長は150センチ程度)であり、大型TF(サイバトロンとデストロン)に合体し彼らを強化する「エボリューション」機能を有しています。しかし、その機能の裏には“邪悪な意図”が込められており、彼らの出自には“ユニクロン”が絡んでいました。マイクロン・マークは、基調色が水色で、マイクロンの頭文字の「M」と、彼らの心を結ぶ集合無意識の領域・「リンケージ」の“繋がり(絆)”を表現した物と考えられますが、もう一つの意味として、“ユニクロン”を象った物でもあるのかもしれません(顔部分と惑星のリング)。

部隊・その他

セイバートロンガード Saviourtron Guard

セイバートロンガードマーク Saviourtron Guard Mark
デストロン軍団のレーザーウェーブ率いる、セイバートロン星の防衛組織。メガトロンに留守を頼まれ、約400万年にも亘りセイバートロン星を守り続けた、有能な組織です。これはそのマークらしく、中央部の円はレーザーウェーブの単眼を表していると思われ、またデストロン・マーク同様、色は紫となっています。『1st』の第6話で、地球にいるメガトロンがセイバートロン星のレーザーウェーブと通信を行った際、通信装置のモニターに一瞬このマークが表示されました。

地球防衛軍 Earth Defense Command
地球防衛軍マーク Earth Defense Command Mark
地球暦2010年頃、地球の防衛を目的として活動していた、人類による軍組織。デストロンなど、地球人にとって脅威となる外敵から地球を防衛するため発足した組織と思われ、サイバトロンと協力することも多かったです。人類は地球暦1985年のTFとの邂逅によって、短期間の内に凄まじい技術革新を遂げ、高度なテクノロジーを獲得。そのため2010年の時点では、地球の周回軌道上や火星、冥王星の近くなど、太陽系の各所に地球防衛軍が基地を有するまでになっていました。なお、地球防衛軍の英訳は“Earth Defense Command”で、略称は「EDC」。マークは、紺色の角の丸い三角形の中に「EDC」が青文字で描かれた物で、制服の肩などに付けられていました。

シーコンズ Seacons
シーコンズマーク Seacons Mark
海洋生物のビーストモードを持った宇宙海賊シーコンズ。彼らはアンゴルモアエネルギーを巡り、惑星ガイアでライオコンボイ達と戦闘を展開しました。シーコンズは、種族的にはプレダコンのようですが、海賊集団としての独自のマークも所有しています。シーコンズのマークは、海賊らしく髑髏(TF的には“内部フレーム”に相当すると思われます)をモチーフとした物で、色は白が基調。彼らの帆船型宇宙船・光子帆船の舷側や海賊旗に、このシンボルマークは描かれていました。

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