スパーク Spark

登場作品:『LM』 関連項目:トランスフォーマーサイバトロンデストロン
概要

「トランスフォーマーの魂」とも言われる発光体。TFの“命の源”で、感情や直感、善悪の心の根源となるものである。外観は球形で、青白い神秘的な光を放ち、彼らの身体の中に一つだけ存在する。厳密にはサイバトロンとデストロンのみが持つもので、マイクロンの場合は「デジタルエンティティ・フレーム」がこれに相当すると思われる。重度のダメージを負ったTFのボディから、スパークを新たに用意したボディに移植し、そのTFを蘇生させることも可能。

2種類のスパーク
スパークには少なくとも2種類あると言われている(外観には特に違いはない)。それはいわゆる、“善”の性質を持ったスパークと、“悪”のスパークである。その違いが、サイバトロン(善)とデストロン(悪)という、2つの種族を生み出したのだ(両種族はそれぞれ、異なるスパークを有している)。ただ、両スパークの性質は、単に“その傾向が強い”というだけであり、完全に固定しているものではない。たとえデストロンのスパークであっても、時に善に傾くこともあるのである。ちなみにスパークの正体とは、精神世界に存在している巨大な魂の総体・“オールスパーク”の、微小な分裂体と言われている。そして、そのスパークの故郷・オールスパークは、“善悪両方の性質”を持つらしい。

コンボイのスパーク
復活したコンボイのスパークは、正確には通常のスパークとは異なるものと思われる。彼のオリジナルのスパークは、地球を守り死亡した際に、精神世界に存在する、いわゆるオールスパークに帰還し、それと融合したはずである。恐らく、復活した彼のスパークは、マイクロン達が自身の組成エネルギーを分け与えて生成したものと考えられる(パワーフュージョン)。“擬似スパーク”とも言うべきものだが、機能的には問題なかったようだ。なお、彼の記憶や人格などのデータは、マトリクスからのものであり、ボディは、デジタルエンティティ・フレームの物質再構成機能による物と思われる。

スパーク・パワー

スパークはその力を解放することで、TFが本来持つ限界以上のパワーを発現させることが可能となる。それをここでは「スパーク・パワー」と呼称し、各事例について紹介する。

ケース1
アストロブラスターに腹部を貫かれ、瀕死の重傷を負ったグラップが、“マイクロンを守りたい”という強い想いによってデストロン達に向かっていった際の現象も、スパーク・パワーによるものだと思われる。この時のグラップは、立ち上がることも容易ではなかったはずである。また、限界以上の力を発揮したため、ボディに相当な負担が掛かったのか、“溶解現象”が見られた。

ケース2
コンボイがヒュドラキャノンの砲撃を受け止めた時の力も、スパークによるもののようだ。彼は地球の全生命を守るため、スパークの力を解放、バリアを形成し(スパークから放出したエネルギーによるものと思われる)ヒュドラキャノンのエネルギーを受け止め、さらには押し返している。しかし、ボディへの負担は凄まじく、装甲表面が削り取れ、真っ白な状態となり、ヒュドラキャノンの脅威から地球を救った後、コンボイの身体は粉々に砕け散ってしまった。どうやら、スパーク・パワーには命を失う大きなリスクが伴うようである。なお、これらは非常に稀な現象であり、“誰もが”スパークの力を解き放ち、スーパーパワーを発揮できるかは疑問である。

ケース3
スタースクリームがユニクロンに向けて発射した最後のナル光線キャノンも、スパークの力を解放してのものだった。この時のスタースクリームは、メガトロンを説得するための戦いで重傷を負っており、動くこともままならない状態であったが、スパークの全ての力を解き放った最大出力のナル光線は、宇宙空間にまで達するほどの凄まじい威力だった。


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