クインテッサ Quintessa

登場作品:『TM』『2010』 関連項目:クインテッサ星人
概要

邪悪な知的生命種族・クインテッサ星人の本拠地で、「惑星クインテッサ」と呼称される。セイバートロン星などと同じ機械の天体で、特異な外観が特徴的な不気味な惑星である。地球暦2005年にホットロディマス、チャー、ダイノボット達を乗せたシャトルがサイクロナスの攻撃を受けこの惑星に墜落した。

海と機械生命体
この惑星には魚型やイカ型の機械生命に溢れる「海」が存在し、独自の生態系を形成している。これらの機械生命がこの惑星の原住生物なのか、クインテッサ星人によって創造されたものなのかは不明である。ホットロディマス達の乗ったシャトルがこの惑星に墜落した際、彼らは船内からこの海に投げ出された。チャーが巨大なイカ型ロボットに襲われたが、ホットロディマスが撃退している。ロディマスのビーム砲で眼を破壊されたイカ型ロボットは墨を吐いて逃げ去った。

ゴーストタウン
また、知的生命によるものと思われる「都市」も存在するが、地球暦2005年の時点では無人のゴーストタウンと化している。この都市がクインテッサ星人の街であるとは少々考えにくい。もしかしたら、この惑星は元々はクインテッサ星人のものではなく、他種族の惑星を彼らが制圧したものなのかもしれない。この惑星の原住民はクインテッサ星人の犠牲となってしまい、遺棄された都市のみが残ったのではないだろうか。この街の中心部にある宮殿の中で、クインテッサ星人は捕獲した異星人を使い裁判遊びに興じていた(画像中央上の建物)。

クインテッサ星人の法廷
ホットロディマスとチャーはワニ型TFに捕まり、クインテッサ星人の前に連れて行かれた。そこはクインテッサ星人が「法廷」と呼ぶ巨大な円筒形の空間だった。中央のプールには死刑執行を行うシャークトロンが群れで泳いでおり、陪審員の評決の結果「無罪」となると、被告はサメの餌食になる。判決が下されると、光輪状の拘束具を付けられた被告の足元が90度下に折れ曲がり、プールに落ちる仕掛けになっていた。また、このプールの穴は塞ぐことも可能。穴の中には大きなモニターまであり、クインテッサ星人は死が間近に迫る被告と対話することもできた。この惨劇の見える位置に牢獄があり、虜囚は恐怖に怯えながら死を待つしかなかった。


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